病を診ることが医療の使命ではありますが、患者様は魂と心を持った存在であり、体のみに目を向けることなく心のケアも行う必要があります。
早期がんの発見や成人病の防止にはすでに多くのエネルギーを注いでまいりましたが、重度障害や老化、終末期癌という完全な治癒を望めない疾患に対しても、きめ細かいホスピス緩和ケアや介護保険制度を利用しながら在宅ケアも進めてまいります。
私たちは地域の中で生活の視点を持ってかかりつけ医療機関としての責務を果たしたいと考えております。
理事長 矢津 剛